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本多静六翁の教え① 本多式四分の一貯金法

こんにちは、毎日3,000円S株投資生活のJS株男です。

本日は、数年前から愛読している本多静六『私の財産告白』に書かれていることの中で、私が実践していることについて、紹介していこうと思います。

ちなみに、本多静六氏は、私費でドイツ留学し、帰国後、東京農科大学(現東大農学部)の助教授となり、そこから様々な投資等を行い、一財産を築き、更にそれらの多くを匿名で寄付したという人物です。

その本多静六氏が書いた『私の財産告白』というのは、本多静六氏がこれまで実践してきた貯蓄法や投資法などを紹介した本で、私はこの本に感銘を受けて、実際に、やれるところを実践している。

今日は、その本の中から序盤に出てくる「本多式四分の一貯金法」について、紹介したいと思います。

本多氏は、働き始めた際、家族9人を養わねばならず、助教授としての給料であれば、何とか普通の生活ができるレベルではあったが、しかしながら、当初は、貯金ができる程の余裕はなかった。

そこで、本多氏は給料をもらったら、その4分の1をまず貯金し、残りの4分の3で生活することに決めて、奥さんに切り盛りしてもらっていました。その為、給料日前にはごま塩だけの日もあって、子供には非常にひもじい思いをさせたと書いてあった。

しかし、そうした貯金法の結果、徐々に毎月銀行から利子が入るようになり、給料の4分の3と銀行からの利子で生活も徐々に安定してきて、尚一層、貯金がしやくなったようである。そして、その後、その貯金を活用して様々な投資を行っていくことになる。

このような話はよく貯金や貯蓄の書籍でも紹介されているが、まず給料が入ったときに先に貯金して、残りのお金で生活するというのは、非常に有効な手段だと私自身も実践して感じている。

更に、本多氏の場合は、給料の4分の1なので、非常にきつい条件下で生活をしていたと思うが、私もこれに倣い、現在、給与の4分の1を貯金と投資に充てている。

最初は生活がきつかったが、慣れてくると普通に生活できるようになるし、給料が増えれば増えるだけ、月に貯金できる金額も増えてくるため、毎月、お金が増えて楽しいという気持ちになる。

現在、苦しい生活している人も現状を打開するには、同じことをずっと続けていても変えられないので、是非、更にもう一段、生活レベルを落とし、給料を月初に貯金することをお勧めする。